緑と虹のあるところ

実行委員長の言葉

わたしは、自然と人間を区別し、人類の英知でコントロールできると考える価値観が一般的になった中で、自然をあるがまま受け止めて、さまざまなものの中に神が宿るという日本的風土の中で育ってきた価値観との狭間で違和感を常に持ち続けてきたと思います。

いままで続けてきた環境問題のアプローチその延長線上でしかなかったわけです。

しかしながら、私は一人の日本人として、自然と人を区別するのではなく、人もこの自然も地球も宇宙の一部であるということを再認識し、仏教用語でいう自然(じねん)

あるがままの姿を受け止める、そのすばらしさを共有していきたいと考えています。

実行委員長 イノグチ タカハル