快眠とは、単に眠ることではなく、ぐっすりと気持ちよく眠ることです。
みなさんは、健康のためにどのようなことに気をつけていますか?
日々の食事や適度な運動、定期検診の受診など、色々気をつけていることと思います。
「睡眠」については、いかがでしょうか?
忙しさから睡眠不足になったり、心配事があって夜中目が覚めたりしていませんか?
「快眠」は、健康にとって大切な要素。
これから、快眠がいかに大切で、快眠を得るにはどうすればいいか、説明します!
快眠とは?
出典:pixabay
では、快眠とはどのような状態を指すのでしょうか?
快眠とは、単に眠ることではなく、ぐっすりと気持ちよく眠ることです。
日本睡眠学会でも以下のように、人間に必要なのは「より良い睡眠」、すなわち快眠をとることであると説明しています。
発達した大脳をもつ私たち 人間にとっては、睡眠の適否が質の高い生活を左右することになる。「よりよく生きる」ことは、とりもなおさず、 「よりよく眠る」ことなのである。
効果的なのは夕方から夜(就寝の3時間くらい前)の運動だと言われています。就寝の数時間前に運動によって脳の温度を一過性に上げてやることがポイントです。そうすると床にはいるときの脳温の低下量が運動をしないときに比べて大きくなります。睡眠は脳の温度が低下するときに出現しやすくなるので、結果として快眠が得られやすくなる訳です。ただし就寝直前の運動は体を興奮させてしまうので禁物です。
国内外の疫学研究(数千人を対象とした質問紙調査)において、運動習慣がある人には不眠が少ないことがわかっています。とくに睡眠の維持に習慣的な運動の効果があるようです。
〜中略〜
激しい運動は逆に睡眠を妨げますので、負担が少なく長続きするような有酸素運動(早足の散歩や軽いランニングなど)が良いでしょう。
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- 主婦の方なら、毎日の買い物を夕方にしてウォーキングで行く。 < >
- お勤めの方なら、帰宅時に家の1駅手前で下車して、歩いて帰る。 < >
- 夕方にヨガやダンスなどの運動系の習い事やジムに行く。 など
禁物なのは夜の光です。朝の光と反対で夜の光は体内時計を遅らせる力があり、夜が更けるほどその力は強くなります。家庭の照明でも(照度100~200ルクス)、長時間浴びると体内時計が遅れます。また日本でよく用いられている白っぽい昼白色の蛍光灯は体内時計を遅らせる作用があるため、赤っぽい暖色系の蛍光灯が理想と言えます。
私たちの体は体内時計の働きから眠ると体温が下がりますが、これは深い眠りを保つために体内から熱を出すためで発汗がおこっています。寝具はこの点を考え、吸湿性・放湿性が良く、保温性のよいことが第一条件になります。
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